Toi LabsのTrueLoo、2024年「TIME誌・イノベーション・オブ・ザ・イヤー」に選出

Toi LabsのTrueLoo(トゥルー・ルー)、2024年「TIME誌・イノベーション・オブ・ザ・イヤー」に選出

2024年10月30日


Toi Labはこのたび、当社の革新的な製品「TrueLoo(トゥルー・ルー)」が、米TIME誌による「2024年の発明(The Best Inventions of 2024)」のひとつに選ばれたことを発表いたします。TrueLoo(トゥルー・ルー)は、排泄データをAIを活用して分析するスマート・トイレシステムで、利用者に負担をかけることなく日常的な排泄モニタリングを通じて健康状態に関するインサイトを提供する革新性が高く評価されました。

排泄には、体の状態を示す重要な情報が含まれていますが、医療従事者や介護スタッフは、こうした情報を継続的かつ積極的に把握する手段を持っていないのが現状です。TrueLoo(トゥルー・ルー)は、この課題を解決するために開発されました。

同製品は、特許取得済みの光学スキャン技術を既存のトイレシステムに組み込み、AIによる高度な機械学習アルゴリズムを用いて、重要なデータやアラートをリアルタイムで抽出、トイレを健康のバイタルサインを読み取る装置へと進化させ、便や尿の変化から潜在的な異常を早期に察知できる環境を実現します。

Toi Labs の創業者兼CEOであるヴィク・カシャップ(Vik Kashyap)は、「私たちは、TrueLoo(トゥルー・ルー) を通じて個人ごとの健康モニタリングを、より身近で積極的なものにしたいという思いからこの製品を開発しました。日々の習慣の中に、リアルタイムかつAIによる分析を取り入れることで、見過ごされがちな健康の兆候に気づける新しい機械を提供します。」、と述べています。

現在、TrueLoo(トゥルー・ルー)は全米50以上の高齢者介護施設に導入されており、入居者の健康維持や医療従事者の業務効率化に大きな効果をもたらしています。今回のTIME誌による掲載は、TrueLoo(トゥルー・ルー)のテクノロジーが健康モニタリングの未来を切り拓く可能性を持つことを世界に示すものとなりました。Toi Labs は今回の受賞を光栄に受け止めるとともに、今後もAIをはじめとした先端技術を活用しながら、予防介護の質を高め、すべての人がより良い健康判断を行える社会の実現を目指してまいります。